アウディ「A3 スポーツバック e-tron」すべてのニーズに応えるPHV

アウディブースでは、ジャパンプレミアとなる「A3スポーツバックe-tron」、初の4WDハイブリッドマシンである「R18 e-tron クワトロ」を壇上に、来年初めに日本に導入されるA3セダン(展示車はS3セダン)、A8が披露されました。
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「A3 スポーツバック e-tron」は、1.4TFSIと電気モーターを搭載したPHVで、2014年にも欧州を皮切りに販売がスタートします。

燃費は100kmあたり1.5Lしか消費せず、電機関連のコンパートメントを入れても1580kgに収まる車両重量という、アウディの軽量化技術「ULTRA」を具現化。

電気での航続距離は50kmで、ガソリンとのハイブリッドモードでは最大940kmの走行が可能。

1.4Lのガソリンは、110kW/250Nmで、モーターは75Kwを発生し、システム合計で150Kw、システムトルクは350Nmに到達します。電気モーターのみで最高速130km/hに達し、100km/h巡航時は原則的にモーターのみで稼動し、加速時にTFSIエンジンがクラッチを介して介入。
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研究開発担当取締役のDr.ハッケンベルク氏が登壇し、「A3スポーツバック e-tronは、アウディのすべてのニーズに応えるモデルであり、縦置きモジュールコンセプトを活かした好例といえます。さらに、e-tron 4WDも開発中と明言しています。

気になる日本への導入は2015年前半で、充電方式などはユニバーサルデザインを採用するため、日本の「CHAdeMO(チャデモ)」にも対応するはずです。
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 (塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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