テスラ向けEV電池、パナソニックが20億個供給へ !

2010年1月に「パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社」がEV用のリチウム・イオン・バッテリーを開発。 

同社は高級スポーツモデル テスラ「ロードスター」を皮切りに「モデルS」用のバッテリー・セルを米テスラモーターズに供給、「ロードスター」には1台当たり6,831個のセルを搭載していると言います。

Panasonic

パナソニックとテスラモーターズは一昨年、2012~15年の4年間で約8万台分に当たるリチウムイオンバッテリー5億~6億セルを供給する契約を結んでおり、パナソニックは今年6月までに累計1億個を納入した模様。

テスラは「モデルS」を2012年6月から1年間で15,000台販売しており、今年5月には年間生産計画を上方修正するなど販売が好調に推移していることから、両社は10月30日、バッテリー供給量の拡大を図るべく新たな契約締結を発表しました。

TESLA

 今回の契約では2014年~17年の4年間でパナソニックがテスラに前回を大幅に上回る20億セルのバッテリーを供給するというもの。

TESLA_Model_S

「モデルS」に搭載されている円筒型リチウムイオンバッテリーセルはパナソニックの独自技術により、業界トップクラスの高エネルギー密度と性能を実現しており、品質や寿命をEV用に最適化、「モデルS」で500kmの航続距離を実現しています。 

TESLA_Model_S

テスラは今回の契約更新により、パナソニックから購入するバッテリーを「モデルS」だけで無く、2014年末までに量産予定のSUV「モデルX」にも採用する方針。

TESLA_Model_XTESLA_Model_X

パナソニックはバッテリーの供給量拡大に備えて、2013年度内に和歌山工場から住之江工場へ生産ラインを移設して増産体制を整えるほか、停止中の大阪の貝塚工場を2014年度中に再稼働させる模様。

テスラの販売好調に乗ってパナソニック製リチウムイオンバッテリーの販売も勢い付いており、 Win-Winの関係が構築されつつあるようです。

■Panasonic Automotive & Industrial Systems
 http://panasonic.net/ais/  

■TESLA MOTORS
 http://www.teslamotors.com/ 

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 (Avanti Yasunori) 

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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