クルマを飛行機に積むとこんなにカッコいいとは!【FORESTERLIVE】

1年間かけて、1台のフォレスターで世界5大陸10万キロを走破する壮大な実証実験のフォレスターライブ。現在はファイナルステージに向けて準備中です。

今回は、キャラバンスタッフから届いたバックステージ写真を紹介しましょう。 

これがその写真。一体なんだと思います?

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 実はこれ、フォレスターを飛行機に積み込む様子なんですよね(大陸間の移動は飛行機でおこなっているんです)。まるで倉庫のようにガバッと扉が開いているのは、旅客機ではなく荷物を運ぶのが専用の貨物機。そこに、パレットの上に載ったフォレスターが積み込まれていく現場を撮影したものです。

こんな珍しい写真はなかなか見られないのでじっくりとチェックしてみましょう。
ここから先は、サンダーバードのテーマをBGMとして流しながら読んでくださいね(笑) 

まず興味深いのは、ロープによるきっちりとした固定。機体が離陸で傾斜したり気流の乱れで揺れても車体がズレないように、パレットと車体を何重にもロープで固定してありますね。ボクが先日見た映画「ワイルドスピード ユーロミッション」のラストシーンではかなりルーズにクルマを軍用の輸送機に積んで離陸していましたが、実際は映画とけっこう違うみたいです。

車両をダイレクトに貨物室に積むのではなくパレットに載せて積み込むのは、機内に積み込んだり下ろす作業を効率よくおこない、時間を短縮するためでしょう。パレットの下(貨物室の床)に敷かれているのはローラーで、積んだ荷物をスライドさせて効率よく荷物を配置していくための仕掛けのようです。

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さて、フォレスターを積んだ飛行機はどこに向かっているのか?
フォレスターライブをチェックしている人はすでに承知だと思いますが、次のステージはなんと本国である日本。

世界5大陸、砂漠もスキー場も過酷なサーキットも含め9万8000km走り抜けてきたフォレスターが、ついに凱旋帰国です。そしてもうすぐ、最終ゴールに向けて日本でのキャラバンがはじまりますよ。

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FORESTERLIVE  http://foresterlive.com

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(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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