フルモデルチェンジと予約開始が発表された、3代目アクセラ。ボディはセダンとハッチバックの2種類となっていますが、メインとなるのは「アクセラスポーツ」と名付けられたハッチバック。セダンにはない2.0リッターハイコンプガソリンや2.2リッターディーゼルといったマツダ独自のスカイアクティブ技術を代表するパワートレインを搭載しています。一方で、ハイブリッドはセダンにしか搭載されません。
さて、価格的にも、パフォーマンスでも、新型アクセラのフラッグシップといえるのはクリーンディーゼルを搭載したXDグレードといえるでしょう。
129kW(175PS)/4500rpm、420Nm(42.8kg-m)/2000rpmというスペックの2188cc 4気筒ディーゼル2ステージターボエンジンは、スカイアクティブ・ドライブと呼ばれる高効率6AT、6MTを介してフロントタイヤを駆動するFWDのラインナップとなっています。
ボディサイズは全長4460mm、全幅1795mm、全幅1470mm。車重はATが1450kg、MTは1430kg。燃費は認可取得前につき未公表となっていますが、アテンザの20.0~22.4km/Lを上回るものと予想されています。
フラッグシップらしく、内外装も特別仕立て。シグネチャー上部にレッドカラーのピンストライプを採用した専用フロントグリル、ピアノブラック塗装専用リアバンパー、LEDフォグランプ、高輝度塗装アルミホイール、スムースレザーにクロスレッドステッチを施したステアリング、専用シート(ラックススエード/レザー)などが与えられています。
メーカー希望小売価格は、6MT、6ATともに298.2万円。発売時期は2014年1月予定となっています。
(山本晋也)