トヨタのミニバン「アイシス」がマイナーチェンジと特別仕様車発売

トヨタがロングセラーのミニバン「アイシス」をマイナーチェンジ、あわせて特別仕様車「V-SELECTION」を設定しました。

マイナーチェンジの内容は、2014年に迫ったESC(横滑り防止装置)義務化を早取りするもので、VSC(ビークル・スタビリティ・コントロール)とTRC(トラクションコントロール)を全車に標準装備しています。

またインテリアでは、最上級グレードの「プラタナ」において、ブルーをキーカラーにイメージを一新。メーターの色をディープ・ブルー(2.0L車)にしたほか、ブルーのアクセントを織り込んだシート生地にしています。

メーカー希望小売価格は192万円~236万円。安全装備の標準化により2万円程度の値上げといえます。なお、ボディカラーは新色のダークブラウンマイカメタリックを設定、全8色となっています。

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特別仕様車は、最上級グレードの「プラタナ」をベースにしたもので、V-SELECTIONノワールとV-SELECTIONブランが用意されています。それぞれフランス語で白、黒を意味する名前ですが、名は体を表すという言葉通りに、V-SELECTIONノワールはホワイトパールクリスタルシャイン、V-SELECTIONブランはブラックのボディカラーとなっています。

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インテリアでは、ドアトリムやセンターパネルをブルーサイバーカーボン調としているほか、ボディカラーに合わせたカラーコーディネートを実施。両側パワースライドドア・イージークローザー付き、サイドターンランプ付き電動格納式リモコンカラードドアミラーが特別装備として追加されています。

この特別仕様車は1.8リッターFF、1.8リッター4WD、2.0リッターFFを用意。メーカー希望小売価格は、それぞれ224.5万円、248.5万円、242万円となっています。 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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