軽自動車エンジンを載せたケーターハム7がフランクフルトで世界初公開

ケーターハム・セヴンを製造するケーターハムカーズでは、2013年9月10日に開幕するフランクフルトモーターショーにおいて、同シリーズのエントリーモデルとなる「ケーターハム セヴン 165」のプロトタイプをアンベールすることを発表しています。

caterham_seven_165

以前、エンジンルームの画像が公開され、世界中で話題になった軽自動車のエンジンを載せたケーターハム・セヴンがついに市販化へ向けて発進します。

エンジンは、スズキ製の3気筒ターボ。縦置き仕様としては、かつてカプチーノに積まれ、現行車種ではジムニーやエブリイワゴンに使われている、オールアルミ製DOHCターボ「K6A」型エンジンが搭載されるということです。日本国内では自主規制により64馬力をリミットとしていますが、ケーターハムのオリジナルチューンにより、80馬力、107Nmのスペックまで高められているといいます。

発売予定は2014年1月、欧州での価格は17000ユーロ(約222万円)と、かなりアフォーダブルになるといいますから期待が高まります。

 

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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