【第3弾】2000年代のザ・ベスト10がすべて本で楽しめる電子書籍

8月の特別キャンペーン「すべて本ベスト10」の第3弾は、いよいよ2000年代です。

世紀を跨った10年間では、なんとスバル車が3台もランクイン! しかもレガシィに至っては、2世代続けてベスト10入りという快挙を成し遂げました。またハイブリッドの雄・プリウスと本格ハイブリッドを用意したクラウンもランク入り。スポーツ&スペシャリティが売れ筋のすべて本に、新たなトレンドが表れてきました。

00年代ベスト10の電子本割引は8月25日(日)迄なので、どうぞお急ぎあれ~!

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■第1位 第305弾 コペンのすべて

90年代ベスト10の一位は軽オープンのビートでしたが、00年代ベスト10でもコペンが一位を獲得しました。ダイハツでは軽オープンスポーツを長く作り続けるために、コスト的に無理のないFFを採用。キュートなルックスとリーズナブルな価格、そして軽オープンスポーツに相応しい走行性能を備えたコペンは、多くのオーナーに愛され続けました。

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■第2位 第326弾 レガシィのすべて

「等長等爆エギゾースト」を採用して、水平対向エンジンの排気効率を大幅に改善したモデル。スバル独特のボロボロ音が薄れた反面、静粛性とトルク性能が向上しました。また横幅が5ナンバーを若干超えて3ナンバーサイズとなったため、市場では一部戸惑いがあったようですが、正常進化として受け入れられて根強い人気を獲得。セダンのB4も端正なスタイルが魅力的でした。。

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■第3位 第412弾 エクシーガのすべて

エクシーガは、日本市場向けの7人乗りミニバンですが、7人乗りのツーリングワゴンと置き換えたほうがシックリきます。今思うと、レガシィが米国向けに大型化してしまうため、ツーリングワゴンのポジションを託していたのでしょう。スバル純血では初の7人乗りでしたから、すべて本ベスト3にランクインする程、関心が高かったのですね。

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■第4位 第404弾 GT-Rのすべて

日本オリジナルの箱マシン・スカイラインGT-Rから、日産ゴーン社長の直轄プロジェクトで開発され世界戦略車のGT-Rとして生まれ変わったモデル。ただ現行GT-Rはプレミアムになりすぎて、日本の庶民から遠い存在になってしまったのは残念。理詰めで年々進化するGT-Rは、絶対性能でもポルシェとニュルブルクリンクで真っ向勝負できるポテンシャルを備えていました。

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■第5位 第426弾 プリウスのすべて

ECOらしく優しいデザインの先代に対して、3代目プリウスはエッジの効いた先進デザインで登場。ライバル対抗からか、車格を上げたのに価格を据え置いたのも話題でしたね。更にエコカー補助金の追い風もあって、大ベストセラーカーになりました。それにしても、先進デザインとハイブリッドが当たり前になった日本市場は、ある意味凄いですよね。

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■第6位 第427弾 新型レガシィのすべて

現行レガシィは、米国ミドル市場をメインターゲットとして開発されました。そのため、カムリやアコードのように、ボディとエンジンの大型化とラグジュアリー化を優先。残念ながら「レガシィツーリングワゴン」が持っていた独特のブランドイメージは薄まりましたが、後に2L直噴ターボが登場して、レガシィらしさを強烈に示してくれました。

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■第7位 第408弾 クラウンのすべて

トヨタはこの時のクラウンに、フラッグシップ仕様として「4.5L級のパワーに2L並の燃費」を発揮するFR用の本格ハイブリッドシステムを搭載。ただ期待の燃費はそこそこで、V6・3.5Lベースの高価なシステムだったため、商業的には今ひとつでした。ちなみにその反省を活かし、現行のクラウンでは燃費性能を優先した直4ハイブリッドを搭載して、大人気となっています。

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■第8位 第303弾 NSXタイプRのすべて

初代のNSXタイプRから約10年、2代目というか最後のタイプRが登場しました。V6エンジンを3Lから3.2Lに拡大すると共に、空力をマイナスリフトにチューンして路面に吸い付くような走りを実現。欧州のライバル車がフルモデルチェンジで進化していく中、NSXは日本刀と評されるソリッドな走行性能を徹底的に磨き上げたのです。

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■第9位 第322弾 RX-8のすべて

リアドアの観音開きが特徴的な、ロータリー・4ドアスポーツです。フォードとの資本提携時代、経営陣はロータリーの継続には販売実績が必要と判断。ファミリー層に訴求できる様に、後席の広さや乗降性を確保したのです。筆者は5人家族のため、4人乗りのRX-8に対して思わず天を仰ぎました。結果的に、次期RX-7へロータリーのバトンを渡せなかったのも残念無念…。

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■第10位 第362弾 レクサスのすべて

日本では、ソアラをSCに改名して始まったプレミアムブランド「レクサス」。アリストがレクサスGSにモデルチェンジして、約1ヶ月後にISがデビューした際に、この号が発行されました。レクサス初のすべて本として、GSやISの新車情報の他にも、レクサスの思想やブランドの狙いといった戦略の根幹が詳しく掲載されており、大変興味深い内容となっています。

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■ニューモデル速報2000年代ベスト10 ebooks
http://3a.as-books.jp/campaign.php

(拓波幸としひろ)