三菱アウトランダーがアメリカの衝突試験で最高評価【動画】

三菱『アウトランダー』のアメリカ仕様車が、同IIHSの衝突安全性評価において最高評価となる「2013トップセーフティピック+」に認定されました。

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先日、日本でマイナーチェンジしたRVR(アメリカ名:アウトランダースポーツ)もIIHS(道路安全保険協会)が行なっているスモールオフセット衝突試験において「acceptable」の好成績を残し、「トップセーフティピック+」に認定されていることでも知られています。

IIHSの安全性評価は、「good(優)」「acceptable(良)」「marginal(可)」「poor(不可)」の4段階となっています。そして「トップセーフティピック+」は、オフセット前面衝突、スモールオフセット衝突、後面衝突、側面衝突、ルーフ強度の5つの試験の内、4つの試験で「good(優)」、残る1つの試験で「acceptable(良)」以上の評価を得ることが要件。

アウトランダーは、すべての項目で「good」を獲得しています。 スモールSUVカテゴリーにおいては、この成績はスバル・フォレスターにつぐ2台目の快挙。その安全性能は、IIHSが公開している映像からも感じられるのではないでしょうか。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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