スズキ「アルト ラパン ショコラ」は名前通りのスイーツ軽自動車で若い女性を狙う

愛らしいスタイルとアクセサリー感覚の精緻なデザイン、スイーツ感覚の色彩表現により、若い女性をターゲットとした新しい軽自動車がスズキから登場します。

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それが2013年6月19日に発売開始された「アルト ラパン ショコラ」です。

ディスチャージヘッドランプ内蔵の丸目ヘッドランプ、メッキの加飾を組み合わせた前後バンパー、シルバーのハーフキャップを組み合わせた専用ホワイトカラー・14インチアルミホイールなどなどの専用装備が、まさにアクセサリー感覚のアピアランスを作り上げています。

インテリアもネーミングの通り、チョコレートを思わせるブラウンを基調に、アイボリーとレッドの3トーンとした個性的なもので、スイーツをイメージさせるのが狙いということです。

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機能面では、フロントドアガラスに紫外線(UV)と赤外線(IR)をカットするプレミアムUV&IRカットガラスを軽自動車としては初めて採用しています(Xグレード)。

またアイドリングストップを備えたことで、2WDで26.0km/L、4WDでも25.2km/Lという優れた燃費性能(JC08モード)を実現。ラパンの名前にあわせてウサギのアニメーションがエコドライブを支援するディスプレイを採用しています。

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ショコラの追加に合わせて、「アルト ラパン」も一部改良を行なっています。自然吸気エンジンとCVTを組み合わせたグレードをすべてエコカー減税の免税対象としたほか、4AT車にも4WDを追加するなどラインナップが充実しました。

メーカー希望小売価格は、アルト ラパン ショコラが1,291,500円~1,491,000円。マイナーチェンジしたアルト ラパンは1,047,900円~1,531,950円となっています。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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