アフリカ終了。次は南米!現地クルーはフォレスターに何を感じたか?【FORESTERLIVE】

 無事に、アフリカ大陸のキャラバンが終了したFORESTERLIVE(フォレスターライブ)。走行ルートは南アフリカのヨハネスブルグからスタートし、ナミビアとボツワナを経由し再び南アフリカ入り。スタート地点だったヨハネスブルグに戻ってアフリカステージを終了しました。

走行距離は1万5000kmと長かったのですが、期間は意外に短く1ヶ月ちょっと。1日で700km以上走った日があったりと、移動はかなり快調でしたね。アフリカは場所により治安がきわめて悪いようですが、クルーにもフォレスターにもトラブルがなかったのが幸いです。クルマが盗まれちゃったりしたら、笑い事じゃすみませんから(笑)

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ちなみにフォレスターライブは、1台の新型フォレスターを使い、1年間かけて世界5大陸10万キロを走破する壮大な実証実験。アフリカの次は違うステージが待っているわけで、それがどこかといえば南米とのこと。メンテナンスや車両の輸送&通関手続きを終えた後、南米ステージは7月初旬から始まるそうですよ。

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アフリカでは、現地のクルーがフォレスターとともに旅しました。彼らは、フォレスターをどう感じたのでしょうか?

メインドライバーだったアンドリューは
「フォレスターは本当に稀に見るほど快適な車。どんな厳しい場所に行こうと、きちんと困難に対処してくれた。僕が個人的に購入したいかと聞かれたら、間違いなく答えはYESだよ。」とのこと。見事にベタ褒めじゃないですか(笑)

サムは
「馬力や性能が絶妙」と短くとも意味深なコメント。悪い感じではなさそうです。

ウアネは
「すごく乗り心地がよくてびっくり。ステージを通してステージを通して、ハンドリングの良さや性能の高さに驚きっぱなしだったよ。 マカディカディ塩湖をドライブできる車はなかなかいないだろうけど、フォレスターでは楽勝だったね。」とこちらも全方位性能に驚いている様子。

道が荒れていたり、ダートや砂漠があったり、動物が突然飛び出してきたりと日本では想像できないほど過酷なアフリカ道。そこをトラブルなく走り抜いたことで、フォレスターの性能のよさが証明されたのではないでしょうか。
また、そういった過酷な道かつ移動距離が長いからこそ、単なる走行性能だけでなく乗り心地や乗りやすさ、疲れにくさといったトータル性能が重視される場所かもしれません。アフリカを走り終えたクルーのコメントを聞いても、フォレスターのそんな優れた部分がしっかりと実証できたような気がします。

いずれにせよ、アフリカに住んでいる現地クルーを満足させるのに十分な性能だったことは間違いないようですね。

さて、過酷な条件の下に15000kmのアフリカの旅を終えたフォレスターはどうなっているのか?

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まずは、現地のガレージで徹底したメンテナンスを実施。このあと、南米に向けて輸送されることになっています。

アフリカ……一度は僕も行ってみたいと思っています。

 

FORESTERLIVE  http://foresterlive.com

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(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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