覚えておきたい渋滞中でも簡単にできる眠気覚ましのツボ5つ

ゴールデンウィークもいよいよ後半。行楽地や帰省でクルマを運転するドライバーの最大の敵といえるのが眠気!レジャーでの疲れや長時間のドライブで疲れ切った所に襲い掛かる眠気は事故に直結します。

眠気覚ましのツボ  渋滞

しっかり休憩をとったり、ゆとりのあるドライブプランで極力すっきりした状態で運転をするのが大前提ですが、突然の大渋滞などでサービスエリアにたどり着くまでの間に眠気に襲われてしまうこともあるでしょう。

そんな時に役に立つ眠気覚ましのツボを5つ、ご紹介します。

眠気覚ましのツボ 労宮

■ 労宮(ろうきゅう)

手のひらのほぼ中央で、手を握ったときに中指の先が当たるところにあります。ボールペンなどでかなり強めに押しましょう。上半身の血行を良くするので、肩こりにも効果があるそうです。

眠気覚ましのツボ 合谷

■ 合谷(ごうこく)

親指と人差し指の間、手を広げた時に、2本の指の骨が接する部分の少し指先側にあります。手の甲をつかむようにして、反対の手の親指を合谷のツボに爪を立てて当てます。そして、人差し指の方向に徐々に力を入れて押しましょう。
眠気を抑えるだけでなく、前身の血行も良くするツボなので、座りっぱなしの同乗者にもおススメのツボです。

眠気覚ましのツボ 攅竹

■攅竹(さんちく)

眉毛の鼻側のはしにある大きくへこんだ部分。攅竹のツボに対して45度の角度で3~5秒程度、力をかけつづけるか、リズムをつけて3~5回押します。捻転(ねんてん)と呼ばれるグリグリとまわすような押し方も効果的だそうです。
攅竹は眠気覚ましのほか、老眼予防や頭痛、三叉神経痛、目の痛みをやわらげる効果もあるそうです。

眠気覚ましのツボ 晴明

■晴明(せいめい)

攅竹の少し下、目頭と鼻柱の間にある骨のくぼんだ部分が晴明。指の腹で静かにもむように押します。片方の手の親指と人差し指で鼻をつまむように指圧してもいいでしょう。目が疲れている時に自然と晴明のツボを押していることもあるメジャーなツボともいえます。

眠気覚ましのツボ 中衝

■ 中衝(ちゅうしょう)

眠気覚ましの特効のツボと言われる中衝。手の中指の爪の、人差し指側の生え際の2mmほど下の部分。大きく深呼吸しながら、反対の手の親指と人差し指で挟み込んで強く揉みます。イライラする気分を落ち着かせる効果もあるそうなので渋滞中には眠気覚ましと併せて一石二鳥のツボです。

ロングドライブで眠気が襲ってきたら是非実践してほしいツボ。今回は運転中でも簡単に押すことのできる手や顔のツボをご紹介しましたが、あくまで急に眠気が襲って来たときのための方法です。眠くなったり、疲れがピークに達したら無理をせずサービスエリアや道の駅などで仮眠をとるなどしっかり休憩を取りましょう。

眠気をスッキリ無くして安全で快適なドライブを!

(井元 貴幸)