トヨタ・アクアが28万2660台で、2012年度もっと売れたクルマでした!

日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合から2012年度の車種別販売台数が発表され、2012年度にもっとも売れたモデルが判明しました。

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登録車、届出車(軽自動車)の区別なく販売台数で並べたランキングは以下の通り。見事にトヨタ・アクアが初めての年度トップを獲得しています。

1位 トヨタ アクア 28万2660台
2位 トヨタ プリウス 28万929台
3位 ホンダ NBOX 23万6287台 ※
4位 スズキ ワゴンR 19万9122台 ※
5位 ダイハツ ミラ 19万490台 ※
6位 ホンダ フィット 17万99台
7位 ダイハツ タント 16万2783台 ※
8位 ダイハツ ムーヴ 16万397台 ※
9位 日産 ノート 11万5530台
10位 スズキ アルト 10万8872台  ※

トップ10のうち、※印をつけた軽自動車が6台となっていますが、ワンツーはトヨタのハイブリッドカーが獲得しています。2011年度はプリウスが31万台オーバーでトップでしたから、アクアの登場によりハイブリッドカーの選択肢が広がり、そのマーケットが拡大していることが見て取れます。

ちなみに、惜しくもトップ10から漏れてしまった11位は日産セレナで販売台数は9万5869台。つまり、2012年度に10万台以上売れたモデルは10車種だけだったというわけです。

トップ10のモデルは燃費性能に優れているのも共通点。新車販売の中心はエコカーという図式はしばらく続くのでしょうか。

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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