まるで映画の車両!? AMGから「6輪車」のGクラス登場

34年間に渡って基本設計はそのままに進化してきたメルセデス・ベンツGクラスをベースに、AMGがスペシャルなショーカーを生み出しました。

それが「G63 AMG 6×6」です。

Mercedes-Benz G63 AMG 6x6 Showcar, Dubai 2013  

通常のGクラスを伸ばして、一軸増やし、荷台もプラスしたダブルキャブ・ピックアップスタイルとなっている「G63 AMG 6×6」は、市販モデルであるGクラスの延長にあるといいます。

エンジンはV8ツインターボで最高出力400kW(544馬力)、最大トルク760Nm。トランスミッションはAMGスピードシフトPLUS 7G-Tronicとしています。そして注目は、単に一軸増やした6輪仕様ではなく、しっかりと全輪に力を伝える6輪駆動になっているという点です。

Mercedes-Benz G63 AMG 6x6 Showcar, Dubai 2013

ボディサイズは全長5.87m、全幅2.1m、全高2.3mで、車重は3.85t。大柄なボディは、むしろダカール・ラリーなどの走るカミオンクラスを思わせるものですが、前述のパワフルなエンジンのおかげでAMG Gクラスに期待する加速性能は十分に実現しているとのことです。

リヤの二軸について、前側のサスペンションをやわらかめにすることで接地性を向上、また5つのディファレンシャルにロック機構を備えたことで悪路走破性も高めているといいます。タイヤ外径は37インチ(約94cm)、それぞれに空気圧制御システムが組み合わされていることも走破性向上にプラスになっているとのことです。

Mercedes-Benz G63 AMG 6x6 Showcar, Dubai 2013

まるで映画に出てくる探検用マシンを思わせる姿の「G63 AMG 6×6」。あくまでショーカーとしての提案ということですが、少量生産への対応も考慮しているといいます。たしかに中近東のセレブからオーダーが入っていそうな雰囲気です。

 

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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