シトロエンが環境性能に優れた小型ミニバンを提案【ジュネーブモーターショー】

C4 & C3 ピカソ・シリーズにより、ヨーロッパにおいてコンパクトMPVの有力ブランドとして確固たる地位を築いているというシトロエンが、ジュネーブモーターショー(2013年3月5日開幕)に、新世代の小型ミニバンのコンセプトカーを出展すると発表しました。

 『テクノスペース コンセプト』と呼ばれる、このコンセプトカーのボディサイズは、全長4.43m 全幅1.83m 全高1.61mと、かなりコンパクト。しかしながら、標準的なシートアレンジの状態で537リッター(VDA式)のラゲッジスペースを確保しているといいます。 

インテリアでは12インチ画面によるタッチパネル操作が新しいテクノロジーを感じさせるとアナウンスされていますが、現時点では画像もなく想像するほかありません。また環境性能についてもCO2排出量は98g/kmとされていますが、どのようなパワートレインを想定しているのかは公表されていません。

シトロエンらしい近未来的スタイルと、次世代テクノロジーによる環境性能を備えたというコンパクトMPVのコンセプト。ジュネーブモーターショーでの詳細発表が気になる1台といえそうです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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