ホンダがコンプリートカーの新ブランド「Modulo X」を始動。第一弾はN BOX

2011年11月に、ホンダのブランニュー軽自動車シリーズ第一弾として生まれたN BOXが、一年ちょっとでマイナーチェンジを受けました。その内容は、ベーシックグレードにおける燃費性能の向上などビッグマイナーチェンジともいえそうな内容ですが、さらにインパクト大のニュースも発表されました。

なんと、量産ラインで専用パーツを装着するカスタマイズ仕様のコンプリートカーブランド「Modulo X(モデューロ エックス)」がスタートするというのです。

そのModulo Xの第一弾モデルとして用意されたのが、新しい「N BOX カスタム」をベースとした「N BOX Modulo X」というわけです。

風洞実験も行なったというフロントグリル、エアロバンパー、ガーニッシュなどのModulo X専用エクステリア、15mmのローダウンとスポーティな走りを生み出す専用サスペンション、ブレーキローターもレッドに塗装されアグレッシブな足元を演出しています。インテリアでも本革巻のステアリングホイールやセレクトレバーが特別なクルマであることをアピール。

 メーカー希望小売価格はNAエンジンが178万円、ターボエンジンが188万円。発売は2013年1月18日から、ということです。

 (山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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