衝撃!彼女がSNSを駆使したストーカーに!? 同乗者もバレる

楽しいデート、のはずだったのに。つきあい始めて3ヶ月、新鮮な気持ちを保ったままの優しい彼は、可愛い彼女を次はどこへ連れて行こうかとあちらこちらへと下見ドライブをしていました。

ドライブに誘ってはみるものの、なぜか素っ気ない態度の彼女。あろうことか彼が浮気をしていると怒りだしたのです。なぜ彼女がそう思ったのか。そう、これは都市伝説のような本当にあったお話です。 

 

■SNSで行動を探る人が増加中

彼はデートの下見に行った場所をスマートフォンで写真に撮り、フェイスブックなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)に写真をアップして、女性の友人たちの書き込みの反応を参考に、デートのコースを考えていました。

社内恋愛だった彼らはフェイスブック上でつながることはせず、あえて他人を装っていたそうです。そのことが逆にひきがねとなったのか、彼女は彼の行動をウェブ上で追うようになってしまうことに。

彼がアップする写真と同日同時刻に同じ場所の写真をアップする彼の女友達を発見。その女性との浮気を疑うようになりました。

事実はたまたま暇だった幼なじみの男友達とその彼女を連れて、デートコースを通ってみた、というだけのことなのですが、疑いを抱かれたことと、彼女の行動にげんなりした彼は彼女への愛情が薄れ始めます。

すると彼女は彼のお友達リストにある人すべてに友人リクエストを送信。彼が誰とどこで何をしているのかを探偵のように探り始めました。

SNSへの投稿も慎重になった彼でしたが、結局ふたりは別れることに。彼の居場所がわからないはずの彼女から的確な指摘のメールがくることに違和感を覚えた彼は、車を検査。すると彼の車からはスイッチがオンになった状態のGPS機能発信器が発見されたとのことです……。

■サイバーストーカーから身を守る4つの方法

(1)写真を撮るときのGPS機能はオフ

現在地や撮影地が簡単にわかってしまう機能です。

(2)公開は友人まで

写真や投稿が不特定多数の人の目に触れない状態にしましょう。

(3)現実で知り合った人しか友達にならない

友達申請リクエストが来ても、現実に知らない人であれば承認しないように。

(4)自宅の特定ができる写真は避ける

めずらしい看板や高速道路の出口付近から住所が特定されることも。 

いかがでしたか? 本物のストーカーとサイバーストーカー(インターネット上のストーカー)の差がなくなってきたともいわれています。セキュリティのない駐車場なら、車にGPS機器をしかけられる可能性も!? 寒い夜にちょっと怖いお話でした。

(さとう敬子)