スマホと連携するDSRC車載器を発見【CEATEC JAPAN 2012】

DENSO(デンソー)というとトヨタをはじめとする自動車メーカーを支える部品メーカー、というイメージをもつ人が多いと思いますが、じつはETC車載器や車載用プラズマクラスターイオン発生機などコンシューマ向けのアイテムも数多くリリースしています。

ナビはスマホ・アプリで十分というならこのスマホ+DSRC車載器は、ナビとリアルタイムの交通情報や安全運転支援を手軽に享受できる手段といえます

「CEATEC JAPAN」のDSRCをアピールするブースで発見したのは、まだ発表されていないスマホ連携型のITSスポット対応DSRC車載器です。

首都高速などの都市高速を中心にいまや全国に設置されているITSスポットは、道路交通情報、安全運転支援、ETC自動料金支払いの3本柱を提供するサービスで、対応カーナビなどですでに使っている人もいるはずです。

発売時期は「近日発売予定」で、iPhoneへの対応は未定です

デンソーの「ITSスポット対応DSRC車載器」がITSスポット情報をキャッチし、Bluetoothでつながった対応Androidスマートフォンが広域な道路交通情報や安全運転支援情報を簡易画像や音声で案内するというもの。

これまでは「カーナビ+ITSスポット対応DSRC車載器」などが必要でしたが、Androidスマートフォンとこの車載器があれば多彩な情報を入手でき、もちろんETCも利用できます。
(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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