ポルシェ ハイブリッドスポーツ918が市販タイヤで最速タイムを記録

車名にちなみ2013年9月18日の発売へ向けて開発が進む、ポルシェのプラグインハイブリッド・スーパースポーツ「918スパイダー」。過去にニュルブルクリンクでのテスト光景も公開されていますが、発売一年前を記念(祈念?)して、2012年9月18日、プロトタイプによるニュルブルクリンク・北コース(ノルドシュライフェ)のタイムアタックを行なったということです。

ミッドに搭載されたv8エンジンと電気モーターがリヤタイヤを駆動、フロントは左右独立タイプの電気モーターによる駆動で、システム最高出力は795馬力というポルシェ918スパイダー。ノルドシュライフェのタイムアタックは1ラップだけでスタンディングスタートだっといいますが、それでも7分14秒と市販タイヤを使ったクルマとしては最速のタイムを刻んだということ。なお、この市販タイヤはミシュラン製ということです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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