デビュー直前!先行展示中のスバルXVを徹底チェック!

すでに海外での発売が開始されており、国内でも先行予約販売が開始され、登場が持ちどおしいスバル XV。

スバルディーラーの一部の店舗に先行展示車が配置されているのでエクステリアを中心に早速チェックしてきました。

お邪魔したのは神奈川スバル 新横浜店。実車を間近で拝見させていただきました。

展示車両はXV 2.0i-L EyeSight でボディカラーはタンジェリン・オレンジパール。ティザーサイトやジュネーブショウで披露されていたXVのイメージカラーです。

エクステリアでは、やはり目を引くのが専用のアルミホイールですが、以前紹介した国内仕様のプロトタイプに装着されていたオールシーズンタイヤのGEOLANDERではなく、低燃費タイヤのブルーアースを装着。

国内ではオンロードユースがメインとなるため、コチラの方が日本仕様としてはマッチしていると言えそうです。

フロントマスクはXV専用のバンパーとグリルが装着されますが、専用デザインのグリルやすっきりしたフォグランプ周りのXVの方が、インプレッサSPORTSG4より好印象を受けました。

ボディサイドは樹脂製のプロテクターがホイールアーチからサイドステップにかけ連続して装着されており、これにより全幅はベースのインプレッサSPORTSより40mm広い1780mmとなります。

リヤバンパーもXV専用で、センター部分がディフューザー形状となっており、左右のリフレクター周りにはフェンダー同様樹脂プロテクターが装備されており、力強い印象を受けます。

また、国内仕様のSPORTSには設定の無いリヤフォグランプも装備され、ウィンタースポーツを楽しむユーザーには200mmのロードクリアランスと合わせ、嬉しい装備と言えます。

前後バンパーが専用品となるXVは全長もSPORTSより+45mm長い4450mmとなっています。

さらに展示車にはメーカーオプションのルーフレールが装備されていました。

ルーフレールを装備しなければ全高は1550mmとなり多くのタワーパーキングに対応しますが、XVのイメージ的にはルーフレール装着車の方がよりアクティブな印象を受けました。

エンジンは新世代BOXERのFB20(水平対向4気筒 DOHC)が搭載され、スペックはインプレッサシリーズの2.0Lモデル同様、最高出力150ps(110kW)/6200rpm、最大トルク20.0kg・m(196N・m)/4200rpmを発生します。

インテリアは展示車のXV 2.0i-L EyeSightの場合、インプレッサSPORTS 2.0i-S Eyesightに準じており、XV専用装備はありませんが、元々現行インプレッサシリーズの内装のクオリティの高さは定評があったので、落ち着いた印象のインテリアにはクラスを超えた質感の高さにが感じられます。

XVの特徴でもある車高の高さのお蔭で視界は良好、座席位置が高くなった分乗り降りがラクに行えます。

ラゲッジルームの容量もインプレッサSPORTSと同じ容量を確保しており、日常ユースからアウトドアレジャーまで十分なスペースを確保しています。

出来れば撥水加工を施したシートやレガシィ アウトバック2.5i EyeSight EX Editionに採用されていた、デュラブルフロアーやマルチパーパスサブトランク等の遊び心があっても良かったような気がします。

サイズ的に大きくなった現行型フォレスターよりも手軽に扱えるボディサイズと、スバルのSUVではレガシィOUT BACKにしか設定の無かったEyeSightを選択できるXVを待ち望んていた方も多いようです。

驚いたのは、今回発売のXV、アプライドモデルがB型になっていた事です。

インプレッサSPORTS・G4ともに昨年末に登場し、アプライドモデルはA型ですが、XV登場と同時にインプレッサシリーズも1年待たずしてB型になるのか?こちらも気になる所です。

9月25日発表予定の新型クロスオーバSUV・スバル XVは、現時点ではお台場合衆国内のSUBARUドライビングフェスタにて試乗する事ができます。また、全国の一部スバルディーラーにて展示していますので、お台場まで行けない方は是非お近くのディーラーで実車をチェックしてみてはいかがでしょう?

■SUBARU  XV ティザーサイト
http://www.subaru.jp/xv/sp/

■SUBARU XV 先行展示店舗一覧
http://www.subaru.jp/xv/sp/dealer/index.html

 (井元貴幸)