【動画】クーペのようなワゴンのベンツに、スペシャルエディションが登場します。

 クーペのようなワゴン!? メルセデス・ベンツCLSシューティングブレークに、想定されていたAMGバージョンの登場です。

その名前は、「メルセデス・ベンツ CLS 63 AMG シューティングブレーク」 。

最新のAMGではおなじみとなった5.5リッターV8直噴ツインターボエンジンの最高出力は386kW(525馬力)、最大トルクは700N.mとなっていますが、さらにパワーアップした”Edition 1”が限定発売されるとのこと。

”Edition 1”向けにチューンアップされたエンジンは、410kW(557馬力)で、800N.mを発生。そのほかインテリアなどの装備もスペシャル版になるということです。

このパワフルなV8ツインターボに組み合わされるミッションは、「AMG SPEEDSHIFT MCT」と名付けられる7速スポーツシフトATとなります。「C」、「S」、「S+」、「M」と4つのモードを持ち、アイドリングストップを積極的に活用できるCモードは環境を意識したパターン。それ以外の、”S”(スポーツ)、 “S +”(スポーツプラス)と “M”(マニュアル)のモードでは、段階別に素早いシフトチェンジが味わえるということです。

AMG RIDE CONTROLと呼ばれるスポーツエアサスペンションも、同様に3つのモードを与えられ、 “スポーツ”と “スポーツプラス”、 “コンフォート”とモードを切り替えることができるといいます。

スタンダードなタイヤサイズは、フロントが255/35-19、リヤが285/30-19。またオプションとしてバネ下重量の軽減にも寄与する”AMGカーボンセラミック”をチョイス可能ということ。

走りのパフォーマンスと内外装の特別な仕様を実現した、さらに贅沢なシューティングブレークが気になるという富裕層、世界中に多いのではないでしょうか。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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