トヨタの『子供も運転できるクルマ』ってなに!?

6月14日(木)~17日(日)、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「東京おもちゃショー2012」の「キッズライフゾーン」に、トヨタが新コンセプトカーを出展すると発表しました。

「Camatte(カマッテ)」 と名付けられた、このコンセプトカーはクルマの楽しみを親子で共有することにより、クルマの持つ夢や楽しさを伝えることを目指しているということです。

そのポイントは3つ。

・おもちゃ感覚で簡単にカスタマイズできる“着せ替えボディ”
・「前席1、後席2」三角配列シートのコンパクトで親密度の高い室内
・子供も運転できるクルマ

着せ替えを楽しみながらクルマの構造を知り、親子でコミュニケーションをとりながらドライブが楽しめ、そして専用の調整機構により、親のサポートの元で子ども自身がクルマを動かす楽しさを味わえるというわけです。

なお、着せ替え例として、青いボディの「Camatteそら」、カーキ色の「Camatteだいち」が発表されています。

 

子どもにクルマの魅力を伝えるのがコンセプトではありますが、話題となっている二人乗り超小型モビリティも想像させるコンセプトカーとしても見逃せない存在といえそうです。

【Camatteそら主要諸元】
全長:2700mm
全幅:1300mm
全高:1200mm
ホイールベース:1800mm
乗車定員:3名

■トヨタ自動車、「東京おもちゃショー2012」に親子で楽しむコンセプトカー「Camatte」を出展(トヨタ自動車)
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/12/06/nt12_0605.html 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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