アルトラパンが燃費改善で減税率をアップ、あわせて安全基準にも対応

スズキの軽自動車「アルトラパン」がマイナーチェンジをしました。

エンジン制御の見直しやCVTのフリクション低減により、二輪駆動の自然吸気エンジンにおいて燃費性能を23.2km/L(従来より+0.4km/L)へと向上させています。

これにより「平成27年度燃費基準+10%」を達成し、自動車取得税と自動車重量税のいわゆるエコカー減免における軽減率が50%から75%に向上しているそうです。

同時に全機種の後席にISOFIX対応のチャイルドシート固定用アンカーを採用するなど安全基準に対応しています。

なお、走りの余裕を求めるユーザー向けのターボグレードは健在ですが、JC08モード燃費が20.2km/Lにとどまっているために減税対象にはなっていません。

メーカー希望小売価格は、自然吸気エンジンのグレードが110万5650円〜135万3450円、ターボグレードが136万8150円〜156万4500円となっています。

■スズキ ラパン
http://www.suzuki.co.jp/car/lapin/ 

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる