BMWの緊急車両はクリーンでパワフルなのが魅力

5月9日~11日までドイツ・フルダで開催される欧州最大級というレスキュー車の見本市「RETTmobil2012」に関連して、BMWが最新の救急車・消防車両の画像を公開しています。

X1の消防車両、X3の救急車、5erツーリングの救急車……ドイツ本国では「国産車」なので当たり前なのでしょうが、日本から見ると贅沢にも思えます。また316dベースの救急車を出展する予定ということでそちらも気になります。

50年以上にわたってドイツをはじめとする各国の緊急車両として採用されているというBMW。その理由は信頼性やシャシー性能にもあるのでしょうが、最近ではパワーと環境性能のバランスが魅力であろうとBMWは考えているようです。

そしてRETTmobil2012では最新モデルとして328iベースの捜査車両も展示するということです。

日本でいえば覆面パトカーに相当するのでしょうが、BMW328iに追いかけられたら観念する犯人も多そうです。

■RETTmobil公式サイト
http://www.rettmobil.org/

(山本晋也)

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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