新東名を初乗りレポ。新東名の設計速度は一体何キロ?

4月14日に開通した新東名を御殿場ジャンクションから三ヶ日ジャンクションまで走ってみました。

カーナビのVICS情報でも新東名の開通がアピールされていましたよ。

開通時間は15時ということで、御殿場ジャンクション直近の足柄サービスエリアは新東名の初乗りを狙った車で大混雑となっていました。そして14時50分頃から本線への流入規制が始まり、出口への行列が。

本線に流入してからも御殿場インターチェンジからの流入もあり、左車線はかなりの渋滞となっていました。そして目新しい標識を見ながら御殿場ジャンクションから新東名に入りました。

 

最初は順調に流れていた新東名ですが、長泉沼津インターチェンジを過ぎると3車線から2車線に減少し、さらに駿河湾沼津サービスエリアへの入り口渋滞が発生。

 

沼津駿河湾沼津サービスエリアは駿河湾を一望できるため、かなりの人気スポットになりそうです。

 

なお、このサービスエリアは一般道からの利用も可能な様で、こちらも大混雑していました。

 

開通初日は初乗り利用者が新富士インターチェンジから折り返そうとしたことによる渋滞が発生しましたが、それ以外は大きな混乱もなかった感じ。

それにしてもカーブ半径が本当に緩いです。極端な話流れに乗っている速度ではハンドルから手を離していてもコースアウトしないで走れそうなぐらい。最高速度を高めようとしていたことは周知の事実ですが、実際設計最高速度はかなり高いことは感じられました。路面のうねりもないし、ロードノイズもかなり静か。

ただ、3車線と2車線に頻繁に切り替わるのが気になるところですね。設備的には3車線分できているので、最初から全部3車線にすることはできなかったのでしょうか?

清水パーキングエリアは満車状態が続いていたようです。

 

標識はフルカラーLEDを使用して視認性を向上させていました。

ETC出口があるサービスエリアもありましたが、新規開通区間だと違和感を感じました。とはいえ便利であることには違いはないでしょうけど。

 

トンネルなどはLED照明になっているようです。新東名は総じて夜も走りやすそう。

 

そんな感じで終点まで走ってみました。

感想としては驚くほど快適で走りやすいのですが、制限速度100km/hではかなり退屈しそうな印象。そして神奈川県内や岡崎などの慢性渋滞エリア区間は開通していないので、現状では渋滞緩和効果が不十分なような気がします。でもこの辺りは今後の延伸開通に期待したいところです。

(ぬまっち)

 

 

 

この記事の著者

ぬまっち(松沼 猛) 近影

ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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