大阪ではイベントでちらし寿司を食す、にカルチャーショック【大阪オートメッセ2012】

大阪という世界に冠たる大都市のウォーターフロント。近未来なビル群の中にその会場はあります。
瀟洒な佇まいのゲートをくぐれば、トレンディーなオシャレカーやベッピンさんが沢山。
お祭り気分が否が応にも盛り上がります。

しかし、私は甘く見ていました。大阪の「お祭り気分」のコク深加減を。
なんと言いますか、まず会場である「インテックス大阪」がすごい。
とても大きく立派な会場なのに、何故か昭和の気配が濃厚な売店が軒を連ねます。

ちらし寿司でカルチャーショック。イベントとか、そういうタイミングで食べるものとは知らなかったなあ。

ちなみに唐揚げは骨付き。

廊下まで大胆にハミ出る独特の立ち喰い(?)スタイル。実質的です。

サータ・アンダーギーを大量に売る売店も。

看板と商品だけ撮っているつもりだったので、後ろのお兄さんがピースをしてくれていた事に後から気付きました。ありがとう!まさに瞬発力。さすがです。

次に今回一番、コクが深いと思われた展示車両2台を御紹介。赤錆加工がマニア心をくすぐります。

もちろん嘘なんですが。
通路に無造作にディスプレイされていました。

また、会場内でお土産を探すにあたって。

沢山のブースで投売り的なワゴンセールが開催されてました。
中には、クルマ全く関係ないよね?という商品もいっぱいあって、掘り出しモノ探しも楽しめます。

そしてお客さん達も、とってもグルーヴィーでした。
前出の自転車の写真を撮っていると関西弁でツッコまれたりして、ちょっと嬉しい気分に。

最後に唐突ですが『ストリートスナップin大阪オートメッセ2012』

ジャスミン君(大阪府・年齢不詳)
「オートメッセには毎年ウォーキングに来ています」
花柄ハンチング、ラメ入りストール、アニマルリュック。サングラス2種を交互にかける演出もオシャレ。

いやあ。楽しいな。
東京モンの私は、ある程度以上のお金のかかっている仕事は何でも、高度にパッケージ化されて、綺麗に面取りされているのが当たり前と思っていました。
ちょっとハミ出た面白さは、もはや個人商店的にしか生き残れないモノだと。

だけど大阪はひと味違いました。タワーマンションなのにチャブ台。そんな感じがいい感じ。
(くぼきひろこ)

 

この記事の著者

くぼきひろこ 近影

くぼきひろこ

もともと一族郎党モーター好きな家庭に生まれたんですが、なぜか私だけ車にあまり興味がなく…。偶然のご縁があってクリッカーと関わるようになりました。様々な車やその周りの人々と出会いに恵まれ、最近なんとなく「あれ?車、もしかしてすごく好きかも??」そんな思春期のような心持ちです。
知識も経験もほぼゼロからスタート。そして今も限りなくゼロに近いですが、車愛の萌芽をたよりに、いつか一番好きなスタイルを見つけられたらと思っています。
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