リアルな86とバーチャルの融合!ネットもゲームもアプリも「カルチャー」だ!【トヨタ86 86 Opening Gala Party ネットコミュニケーション編】


トヨタ86のカルチャー⑤は「ネットカルチャー」、自動車メーカーというよりもIT企業のような新たな3つのデジタルな取り組みが紹介されました。
ひとつは「86コミュニティ」というSNSです。ネット上でコミュニティを作って、世界中の86オーナー同士が情報や意見交換できるようにするというもの。何しろメーカー公式SNSですから、ネットで「繋がる」だけでなく、オーナーの想いやニーズが、ダイレクトに開発陣に届くかもしれませんね。モリゾウ社長も絶対見ると思います。


次のリアルとデジタルの融合施策は
、86の走行データを記録して最新のデジタル技術を最大限に駆使する取り組みで、これがまたスゴいんですよ!
2つ目は「CAN-ECU」というもので、自分の86がプレステの「グランツーリスモ5(GT5)」に参加できるというものです。クルマから取出した走行データをプレステに入れると、自分のクルマがゲームの中で走行するというのです。つまり自分のサーキット走行が、GT5上で再現して見れるというのですね。これ、素晴らしすぎです~!


更に3つ目は、スマートホン・アプリとの連携です。走行データをスマートホンに入れれば、コースのライン取りやブレーキングポイントなどの「コーチング」をしてくれる「ドライビング・アプリ」を開発しているそうです。つまりリアルな自分の走りを、手のひらのスマホで振り返ることができるというのですから、もう凄すぎです。

単なるバーチャルではなく、リアルな愛車の走りや自分のテクニックをデジタルで再現して学習できるというのですから、本当に脱帽です。21世紀のハチロクは「バーチャル」でも「リアル」に楽しめる凄いクルマになって、登場してきました。

(拓波幸としひろ)