TOYOTA86の陰で消えていくスバルの軽の痛車【第4回館林痛車ミーティング】

このスバルサンバーは、発売と同時にほぼ完売したと言う希少な最終限定のブルー。

スバルのラリー車のシンボルカラーであったブルーを塗った限定車で、そのスバルらしいイメージと、生産終了のアナウンスによりサンバーのマニアが飛びついたモデルなのです。

工藤貴宏さんも書いていらっしゃいますが、このサンバーはもうまもなく、全ての生産を終了して、その生産ラインをTOYOTA86、スバルBRZに明け渡します。

オーナーさんは、かなり熱烈なスバリストだったのでしょう。この最終限定車はラリー車のイメージで作りこまれていることは明らかですが・・・

展示の際は必ず、この赤帽仕様の貴重なエンジンも公開します。このリアエンジンにこだわり続けたおかげでサンバーは軽自動車ワンボックスでは珍しい「名車」として賞賛されるのです。

スバルはこれを機に軽自動車の生産をやめてしまうので、当然ステラも生産終了です。

これら貴重なスバルの軽を皆さんも愛でてください。

ちなみにこれがTOYOTA86です。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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