実戦専門。これがF1のブレーキだ

「F1用」と聞くだけで心ときめいちゃうボクが東京モーターショーで見つけたのは。F1用のブレーキキャリパーです。

スカイラインやフェアレディZなどに高性能ブレーキキャリパーとして純正採用されている「曙ブレーキ」。そんな曙ブレーキのブースに展示されていたのが、F1用のブレーキキャリパー。同社のブレーキキャリパーはマクラーレンF1に装着されていて、2011年仕様を細部まで舐めまわすようにチェックできちゃいましたよ。もう感無量です。存在に気付いてよかったー!

キャリパーはアルミ合金製のモノブロックで、軽量化のほか冷却性能なんかにも力が注がれているようです。で、どう見てもカーボンなのは、カーボンの部品が空気を流すための送風ダクトになっているから。

美しいですねー。

 

値段??
「売り物ではないけれど、どう少なく見積もってもマンションが買えるくらい」とのこと。LFAより高いのか(笑)

 

こちらは、レクサスLFAのレース用キャリパー。

パッドの厚さに驚き。さすがニュルスペック。

 

【写真がすべて見られない方はhttps://clicccar.com/99980】

(工藤貴宏)

 

 

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
続きを見る
閉じる