なんと無料!秋葉原で電気自動車によるポーターサービス実験を開始

12月13日、秋葉原のUDXビルにおいて「アキバロボットモビリティポーターサービス実証実験」の記者発表が行われました。平たく言うと、お店で買った家電を小型の電気自動車、いわゆるマイクロEVを使ってUDX駐車場まで運びますよ、というサービスの実証実験です。

今回は実証実験の第1弾ということでマイクロEVがどこまでポーターサービスに使えるかという部分からはじめるので、それ以外の内容は、実験のタイトルに反してかなりアナログです。

ポータルサービスの使い方は、利用者が電話で事務局からポーターサービスを呼び出し、その場所にやってきたポーターに荷物を預け、伝票をもらってUDX駐車場の事務局へ行くと、荷物が引き渡されるというもの。将来的にはスマートフォン連動も考えているようです。

秋葉原という場所を考えるとこのサービスはかなり利用者が見込まれそうです。クリスマスシーズンのゲーム機、TV、パソコンの売り上げはかなりのものでしょうから。それにも対応できそうなリアボックスも用意していますから27インチのPC用液晶モニタ、フルタワーのパソコンケースは余裕で入ります。32インチの液晶テレビでもなんとか入りそうな気もしますし。

利用できるエリアは秋葉原を中心としたエリアで神田須田町、岩本町、昭和通りの内側、末広町、妻恋坂、昌平橋を結んだラインの内側です。このエリアからUDXビルの駐車場まで荷物を運ぶことになるわけです。

千代田区や国土交通省の実施するグリーン物流実験の一環なので、今回の利用料金はなんと無料!実験開始は12月20日から。ポーターサービス申し込み用電話番号などは後日、追ってお知らせいたします。

これを使わない手は無いでしょう。

秋葉原のグリーン物流実証実験プロジェクト説明会
http://www.icic.jp/workshop/cat/iw/000747.html

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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