東京モーターショーで一番気になったクルマは、韓国ヒュンダイの「i40」でした【東京モーターショー】


東京モーターショーの西4ホールの「SMART MOBILITY CITY 2011」では、環境性能に秀でたクルマも展示されています。ふと、見慣れないけど妙にインパクトのあるクルマを発見、近づいてみるとお隣韓国のヒュンダイ製でした。

これ「i40」のワゴン仕様でして、日本では販売されていません。最近米国で韓国車が猛威を振るっているそうですが、このクルマこそが、米国ではトヨタカムリやホンダアコードの超強烈なライバルとしてガチで勝負している「ヒュンダイソナタ」の欧州仕様なんです。
展示車両はLPG仕様とのことですが、スタイルはインパクトがあって格好いいし、内装は高級感溢れていて、なるほど、これでカムリやアコードより安いなら売れる訳だと思いました。


ヒュンダイは数年前に日本市場から撤退しましたが、このスタイルと品質ならおそらく日本市場でもガチで勝負できるでしょう。
あえて日本から撤退したのは、「日本車を研究し尽くしているから、日本メーカーの虎の尾を踏まないため?!」なんて勘ぐりたくなるくらいです。

日本では販売していないから、国内で実物にお目にかかる機会はほとんどありません。そういう意味で、一番気になったクルマでした。米国で日本車を脅かす韓国のベストセラーカー(の兄弟車)は、西4ホールの「SMART MOBILITY CITY 2011」で見ることができます!

ちなみに日本勢は、マツダCX-5、トヨタのプリウスPHV、日産リーフ、さらにはホンダの燃料電池車まで蒼々たるクルマが並んでいました。頑張れニッポン!




(拓波幸としひろ)