車庫証明不要の一人乗り電気自動車 P-COMをトヨタ車体が発表【東京モーターショー】

東京モーターショーでトヨタ車体から原付ミニカー規格の一人乗り電気自動車COMSの後継コンセプト P-COMが発表されました。

10年近くこの分野をリードしてきたトヨタ車体ですから今回のモデルチェンジはかなりイケてます。
原付ミニカーとしての割り切ったデザインはドアすら持ちませんが、かなり軽快感があふれています。本当にチョイ乗りやルート営業などに特化したつくりですから、以前のCOMSを知らなくてもこのクルマの魅力は十分伝わることでしょう。

また、法規的にも原付ミニカーはメリットがいっぱい。車庫証明なども必要ありません。

タイヤは軽自動車用の12インチを使用して走行安全性能もアップ。

荷物が積載できるビジネスタイプのB-COMも同時に発表。

安易にリチウムイオン電池を使わず、鉛バッテリーで価格を抑えて発売する予定だそうですが、鉛電池でも満充電で50kmの走行距離を確保しているので安心して使えるのがウリ。

原付三輪の対抗馬として考え抜かれた電気自動車です。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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