VW会長がフランクフルトモーターショーでヒュンダイに覚えた危機感とは!?

スズキとの提携解消の行方が注目されるVWですが、今度はフランクフルトモーターショーでVWのWinterkorn(ヴィンターコルン)会長が ヒュンダイの「i30」を興味深く視察している様子を捉えた動画が話題になっています。ちなみにi30と言えばズバリ、Golfのライバルモデル。

ヒュンダイのブースで足を止めた会長がポケットから携帯用塗膜ゲージを取り出し、何やらバックドア裏の塗料厚さを測定しています。 そして車室内に乗り込み、 設計担当役員のクラウス・ビショフ氏を呼びつけて、ステアリング調整機構の作動音の静かさについて指摘。(何でヒュンダイが出来てうちでできないんだ?)

更には運転席からワイパーが見えない事や終いにはメジャーでAピラーの死角を測定開始。エンジニア出身だけあって、ヒュンダイ車の設計品質が相当気になる様子。

ひょっとすると、世界のVWグループ全社員向けに行なった、世界販売台数でVWを追い上げるヒュンダイへの「危機感演出」、もしくはヒュンダイへの「威嚇」の可能性も無きにしもあらずですが・・・。 本当のところはどうなんでしょうか。

いずれにしても10年位前にモーターショーで逆にヒュンダイがくまなく欧州車をメジャーで測定していた光景が昨日の事のように思い出されます。 時代の変化の早さを伺わせる一幕と言えそうです。

こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/2011/09/15/60918

(Avanti Yasunori )

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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