熊本のドライブスポット・牛深【車中泊女子の全国縦断記】

「牛深ってドコ? なんて読むの?」
そんな声が聞こえてきそうですが… 「うしぶか」は、天草諸島の下島の最南端にある、漁業や農業が盛んな町です。
今回は牛深での、わたしの定番コース?をご紹介します。

牛深温泉センターやすらぎ荘
牛深温泉センターやすらぎ荘

日帰り入浴は『牛深温泉センターやすらぎ荘』。
大人¥500、脱衣ロッカーは¥100コインリターン。ドライヤー、リンスインシャンプー、ボディソープあり。
天井が高い、木の香りが心地好い浴室で、クセのない単純温泉です。

 

宿泊施設とお食事処も併設で、お昼ご飯に『からあげ定食』(¥750)をいただきました。
この日の『日替わりランチ』は同じ価格で海老フライとかコロッケとかボリューム満点だったので、食べ盛りさんには喜ばれると思います。

食後にはマッサージチェアで癒されました♪

三和フェリーターミナル併設の『海彩館』
三和フェリーターミナル併設の『海彩館』

『牛深温泉センターやすらぎ荘』から車で約15分、今まで3回くらい利用させてもらっている『三和フェリー』にP泊交渉し、これまた快くOKしていただきました。
(『三和フェリー』は牛深〜鹿児島・長島(蔵之元)間を毎日10便、片道30分で運行しています)

 

ちなみにチラっと写っている牛深ハイヤ大橋は、建築家レンゾ・ピアノが設計しました。
・土木関係の関係者や建築家で作る(社)土木学会『第一回景観デザイン賞』最優秀賞受賞
・橋りょう工事の優秀な業績に送られる『土木学会 田中賞』受賞

伊勢エビ、アワビ、甲貝のお造り
伊勢エビ、アワビ、甲貝のお造り

フェリーポート併設の『海彩館』1階には巨大生け簀があり、ここで買った新鮮魚貝は、その場で捌いてくれて1階の炭火焼『漁師村』や2階の『海のレストランあおさ』で食べることができます。
ただいま『伊勢エビ祭り』の真っ最中!
けっこうな大きさですが¥5,000! アワビは¥2,000、甲貝は¥500でした。
魚屋さんがお造りにしてくれて、2階の『海のレストランあおさ』で豪華ディナー!
伊勢エビの頭は、あと料理としてお味噌汁に♪(別途¥250)

 

その日に獲れたものを出すので、メニューになくても生け簀にあればお料理してもらえると思いますよ。
『海彩館』は各店舗の経営母体が同じなので、けっこう融通が利くのが嬉しいですね。
食べきれなかったら、お持ち帰りもできます。

翌朝に撮った朝焼け。真ん中は牛深ハイヤ踊りの像。
翌朝に撮った朝焼け。真ん中は牛深ハイヤ踊りの像。

フェリーポート周辺には釣り客も多く、割と深夜〜早朝でも誰かしらいます。

 

熊本市の無形民俗文化財にも指定されている『牛深ハイヤ祭り』(毎年4月の第3金・土・日)では、大漁旗を掲げた漁船団が海上パレード、また『牛深ハイヤ節』総踊りが練り歩きます。
一説によると、阿波踊りのルーツであると考えられているそうです。

また12月の第1土日に開催されている『牛深あかね市』では、特産品即売会、タイ釣り大会、各種団体による牛深ハイヤ踊りなどが行われます。

(松本しう周己)

【リンク切れ、画像がすべて見られない方は】https://clicccar.com/2011/09/29/65968

この記事の著者

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松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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