コーティングしたクルマが汚れてきたら水洗いだけでいいの?【洗車・コーティングのまめ知識】

夏真っ盛りで、これから夏休みを利用してレジャーや帰省にクルマを使う機会も多くなると思いますが、普段は忙しくてなかなか乗れない愛車だからこそ、そういう時くらいはピッカピカにしてお出かけしたものです。


そこで、キレイにする方法はいくつかありますが、簡単にピッカピカにするには、やはりあらかじめボディコーティングが施されていると、洗車もラクですし、コーティング皮膜のおかげでピッカピカに光り輝きますよね。


でも、いくら“○年保証”と謳っているコーティングでも、水洗いだけではピカピカを維持するには限界があります。

というのも、雨や走行中に付着したヨゴレは、水だけで落とせる成分だけではないからなんですね。その中には油分も含まれていたりします。そうなると、水と油は相反する性質を持っておりますので、いくらコーティングがされているとはいえ、弾いてしまって落ちません。

また、コーティング皮膜が空気中の水分と反応してだんだん酸化してきて、曇ったような感じになることもあります。そうなるとシャンプーでもなかなか落ちません。

そうなった時のためにメンテナンス施行が必要なんですね。


メンテナンス施行とは、施行したコーティングメニューによっても異なりますが、その多くはフッ素系の簡易コーティング剤を塗布し、拭き取ることによって、コーティング皮膜上のガンコなヨゴレや酸化膜を除去してくれます。

ショップが提供してくれるメンテナンス剤については、そのほとんどは素人の方でも簡単に施行できるものだと思います。

けれども、『かえってキズが増えたりムラになるのが心配』とか、『そもそも面倒くさい』という方は、コーティングを施行してくれたショップにお任せしてしまいましょう。


その方が確実にピッカピカになりますし、ショップにとっても1度施行したクルマには愛着がありますので、もしかしたらちょっとしたキズも消してくれたりしてくれるかもしれませんヨ(ニンマリ)。

 

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