何が起きる予兆? MAZDAとAudiが急接近!

海外メディアによると、MAZDAとAudiがロータリーエンジンの共同開発の可能性を模索しているそうです。 RX-8用に世界で唯一ロータリーエンジンを量産するMAZDAとA1 e‐tronに発電用の小型ロータリーエンジンを積む Audiの組合せは大変興味深いものがあります。

http://www.insideline.com/mazda/mazda-envisions-rotary-sports-car-of-the-future-with-audi.html

 ロータリーエンジンの基礎を開発したのはAudiの前身であるNSU社で、技術提携して量産に成功したのが MAZDA。 その2社が再び技術提携するとなると、当然ながら要注目。
これは一体、何が起きる予兆なのでしょうか? MAZDAの動きを今一度整理してみると・・・

・デミオに初搭載の究極の好燃費レシプロエンジン、スカイアクティブGを今後拡大展開
次期MX-5の開発と平行して、RX-7とRX-8を統合して2ドアスポーツのRX-9を開発中?
RX-9はロータリーの弱点を克服すべくトヨタのHV技術を応用したHVスポーツになる?
・次世代小型直噴ロータリーエンジン「16X」を開発中。従来比30%の燃費改善に目処?

 http://www.mazda.co.jp/philosophy/rotary/16x/

ではAudiにとってロータリーエンジン関連でMAZDAと技術提携する嬉しさはというと・・・

・e‐tronに搭載する発電用小型ロータリーエンジンを量産実績が有るMAZDAに開発委託する事で全車e‐tron化の為の開発費・期間の大幅圧縮が可能となり、更にMAZDAの最新ロータリーエンジンのノウハウを併せてGet可能。

逆にMAZDAにとってAudiと技術提携する嬉しさは・・・

・ロータリーエンジン存続の必須条件である燃費改善を付加的HVで対応するにあたり、Audiが持つe‐tronの発電に関するノウハウ等、レンジエクステンダー絡みの技術情報をGet可能。
・Audiにe‐tron用小型ロータリー発電エンジンを供給する事で、コストダウンが可能に。

こんなところでしょうか。 両社の技術提携が実現すれば、Audiのレンジエクステンダー技術を融合させた16Xエンジン搭載のRX-9(HVロータリースポーツ)が誕生するかもしれません。

こちらも併せてお読み下さい。  https://clicccar.com/2011/05/29/27795

(Avanti Yasunori )

【画像がすべて見られない方は】  https://clicccar.com/33214

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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