【東京オートサロン】各ジャンルの最優秀賞が決定!カスタムカーコンテスト2011詳細速報!!〈後編〉

千葉の幕張メッセで開催された東京オートサロン2011だけど、お待ちかねのカスタムカーコンテスト最優秀賞車両が早くも発表されました。コンセプトカー部門などを紹介した前編に引き続き、詳細速報の後編ではSUV、Kカー/コンパクトカー部門、インポートカー部門、ECOカー部門の受賞車両をチェキっちゃいます!

ちなみに前編&後編で紹介してきた8台の最優秀賞車の中から1台のみ選ばれるのが、東京カスタムカーコンテストの頂点に君臨するグランプリカー。この栄えある1台を選出するのは…そう、あなたの清き一票!! 是非、オートサロン公式ホームページからお気に入りの1台を投票してくださいね!

投票フォームはコチラ≫http://www.e-autosalon.net/contest/poll/index.php

《SUV部門》
最優秀賞 VERMILION

平成5年式のハイラックスサーフをデカさとイカツさを強調するTHE四駆コンセプトでカスタマイズ。巨大なグリルとヘッドライトを北米販売されるフルサイズピックアップ「タンドラ」より移植し、ワンオフのオーバーフェンダーも駆使して見事に最優秀賞を獲得している。ちなみに製作者は静岡工科自動車大学校の生徒さんたち。並み居る強豪を抑えての栄冠は、すぐれたカスタムはアイディアにありき!と再確認させてくれました。

優秀賞 FJクルーザー”エムズ”オフロードスポーツ スタイリング
ついに国内上陸を果たしたFJクルーザーはオートサロン会場でも話題沸騰。数多くのカスタマイズ車両が出展されたが、見事優秀賞を獲得したのは「リフトアップ・スペシャルスタイル」を掲げたサンライズ・マッキー。M’s GRAN-EXEのリフトアップキットで3インチUPし、17インチのラグナキューブJYDO Vrieでキメている。

優秀賞 プレデターH1

一大ムーブメントを巻き起こしたハマー兄弟の長男であり、実のところはチャキチャキの軍用車両であるH1。日本最高峰のハマー専門店を自負するスカイオートは、プレデタージャパンとコラボって北米で人気の最新H1スタイルを展開。その神髄はドレスアップではなく、道なき道を走破するための質実剛健チューンなのです。

《Kカー/コンパクトカー部門》
最優秀賞 ベイベーR

ベイベーRというネーミングはおろか「ヌーブラだけで戦場に向かう潔さを欧州車風に表現してみました」なる荒唐無稽なコンセプトに戦慄が走らざるを得ない問題作。まぁ、冷静を装ってカスタムを分析してみると…ベース車両はMC22ワゴンRで、製作ショップは日本でいちばんクルマ屋らしからぬJETSTROKE。そんなこんなで欧州車を完全に意識したメイクは、オリジナル&ワンオフをテンコ盛りで有無を言わせぬ人気を博したのだ。

優秀賞 IMPUL MARCH

昨年、4世代目としてデビューしたかわいいマーチをIMPULが早くもドレスアップ! スポーティが信条のインパルだけに独自デザインのバンパー&サイドステップを投入してノーマルのイメージを払拭。おまけにパワースロットルバルブや名門OHLINS製ショック、強化ブレーキやAura SX-20ホイールで走りっぷりも抜かりなし!

優秀賞 昭和不良族/日音競

出ました!日本の底力を見せ付けてくれる昭和不良族!! 例年ブッ飛んだカスタムカーを持ち込んで会場を賑わわせる尾林ファクトリーは、お古の軽トラにフルチューンのロータリーエンジンをドッキング。10インチの小径ホイールと油圧サスペンションにより、土に帰る放置車両のごとく路面との一体感をかもし出しているのだ。

《インポートカー部門》
最優秀賞 ROLLS ROYCE PHANTOM SPORTS LINE BLACK BISON EDITION

ワールドワイドな人気を誇るエアロメーカーの老舗WALDが、満を持してロールスロイスの旗艦ファントムをメイク。オリジナルの前後バンパー&サイドステップをはじめ、トランクスポイラーとフロントフェンダーを装着して24インチの鍛造ホイールをマッチング。いやはや車両価格が5000万円級ならエアロも5点セットで273万円也!! ちなみにフロアマットも用意されてますが、こちらは15万7500円とお買い求め易くなってます!?

優秀賞 VORSTEINER JAPAN GTRS3 WIDE BODY

雑誌スペシャルカーズのブースで人気を博したのが、ワイドボディキットでUSのチューニングスタイルを具現したアルファラインのBMW E92/M3。GTRS3ワイドボディキットはリアルカーボンを素材に用いた高強度&超軽量を実現。ホイールは最新トレンドの逆反りデザインを採用したヴォルシュテイナーV308コンケーブだ。

優秀賞 MANSORY Cayenne

ボンドグループ&ラガーコーポレーションのコラボレーションブースでは、フルモデルチェンジを果たしたMANSORY仕様のポルシェカイエンを展示。カスタムメニューはボディキットからエキゾーストシステム、ホイールまでMANSORYで統一。ハイエンドチューナーであるMANSORYらしい完成度で人気を集めましたよ。

《ECOカー部門》
最優秀賞 シルクブレイズ CR-Z

圧倒的な人気でECOカー部門の最優秀賞をゲットしたのは、次世代を担うMADE IN JAPANのチューニングカーを模索したシルクブレイズのCR-Z。パッと見で本気度が伝わってくるエクステリアは、フルバンパータイプのオリジナルエアロで武装。燃費なんて関係ねえ!とばかりに装着した極太のホイールは、TWSエクスリート105Sの19インチ。HKSのスーパーチャージャーには3本出しのセンターマフラーを組み合わせてます!

優秀賞 TOYOTA SPORTS EV-TWIN

トヨタが直営するトヨタ東京自動車大学校が往年の名車、ヨタハチことトヨタスポーツ800をEV化! 動力源は水平対向のツインモーターで、最高速度160km/hオーバーとベース車を上回るポテンシャル。プリウスでさえ実現していないリチウムイオンバッテリー採用で、1充電あたり100kmの走行距離を実現しているのだ。

優秀賞 Modulo CR-Z

ECOカー部門もうひとつの優秀賞は、ホンダ純正のアクセサリーパーツをテンコ盛りしたモデューロのCR-Zが獲得。エアロから足まわり、小物パーツに至るまで気の利いたドレスアップが施されているのだ。でも、個人的にはホンダアクセスが市販を視野に入れたコンプリートモデルとして提唱した「TS-1X」がイチオシかなぁ?

(まるよ本舗)