見えた!最新電気自動車の裏事情。バッテリーの搭載位置は間違っていませんよね?「RAV4 EV」

日産リーフが発売され、ますます活気付く電気自動車市場。アメリカ・カリフォルニアで自動車メーカーに一定台数の電気自動車販売が義務付けとなる2012年に向けて、各社ともに電気自動車を鋭意開発しているようです。

トヨタの「RAV4 EV」もそんな1台。北米版RAV4(日本のヴァンガードと同じサイズ)にトヨタが資本提携しているテスラのEVユニットを搭載し、モーター最高出力292psと噂されている俊足EVです。バッテリー搭載位置は車体の裏側……なのですが、どう考えてもこれが正しいとは思えないのは気のせいでしょうか?

写真をじっくり見てください、バッテリーが車体の下に大きく張り出していて、大きな段差などで接触してしまいそうな状態なのです。そんなに突出しちゃマズイと思うのは、心配のしすぎでしょうかね。でも、いくらノートパソコン用バッテリーとはいえ、やはりもっともっと内側で接触の不安のない場所に積んで欲しいものだと思いませんか? いや、テストコースでしか走らないというならこれでもいいのでしょうけれど。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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